【夢を親に反対された人へ】反対を応援に変える方法

このブログは、シンガーソングライター
しまけいこの「自分らしい夢の叶え方」を提案するコンテンツです。

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親の反対。

将来の夢を持っている人の中で
これを全く受けたことがないという人は
ほぼいないと思う。

一番身近な相手だからこそ
大抵は最初に打ち明ける相手になるし
最も応援してほしい相手だとも思う。

だから反対されてしまうと
やっぱり複雑な気持ちになってしまうだろう。

私も、17歳(受験)のとき
22歳(就職)のとき
25歳(最初の会社を辞めた)のとき
・・・

何度となく歌手や役者になりたいと
親に話しては反対されていた一人だ。

喧嘩になってしまうことも多かったが
同時に「こんな状態ではそりゃ反対もされるよな」
とも思っていて、何年ももがいていた。

そこから31歳で、ようやく意を決して
歌手になるべく実際に行動開始したわけだが

今思うと、親の反対にはちゃんと理由があって
私自身が決意を固めるためにも必要なこと
だったと感じるのだ。

だから今回は、親の反対を通して
自分の夢をより現実へ近づけるための
考え方について書きたいと思う。

今、将来の夢を親に反対されて
どうしようか悩んでいる人のヒントに
なればいいと思う。

ちなみに、最初に言っておくと

今回の記事は夢を反対してくる親を
説得する方法ではない。

親の反対を通して
あなた自身がどう動くべきか考えるための
内容なので、単なるコミュニケーション方法を
求めている人には役に立たないかと思う。

ただ、親に限らず
誰かの反対を応援に変えるために
とても大切だと思っていることなので

本気で夢を実現したいと思う人には
ぜひ読んでもらいたいと思う。

目次

親が反対する理由はただ1つ

純粋に子供の幸せを願っている親であれば
その反対が示す意味は「心配」だ。

あなたに幸せになって欲しいのだけど
「その夢を選んで本当に幸せになれるのか?」
これが分からないから心配なのだ。

当たり前だが、親だって一人の人間だ。
人間はみんな、自分一人分の人生しか経験していない。

だから、自分自身の経験からでは
想像しがたいものについては判断し難い。

ましてや自分が一番大切にしている子供の人生。

その辺の友人にアドバイスするのとはワケが違う。

私自身、今は人の親でもあるから
手に取るように分かる。

慎重になって当然なのだ。

私の場合でいうと
親戚筋も含め、音楽関係の人がいなかったから
当然業界のことなんて全く分からなかった。

唯一の情報と言えば、テレビの芸能人の発言くらいなもん。

当時は「芸事は水もの」と言われるくらい
不安定なイメージを持たれていたし

たぶん「うちの娘が路頭に迷ったり、
傷つけられたりしたらどうしよう・・・!」
みたいに思っていたのではないだろうか?
(本人から聞いたわけではないけども)

地方在住。

一人暮らしの経験ゼロ。

ずっと私立の女子高にいたような
典型的、箱入り。

そして、あてになる情報もなし。

安心して応援できる要素が
少なすぎたのだろう。

向き合うべきは親ではなく、まず「自分」

とはいえ、一番身近な存在である親に
自分の夢を反対されるというのは
やっぱりちょっと悲しいもの。

自分のことを考えてくれていることは
分かっていても・・・だ。

しかし、あなたが本当に
その夢を叶えたいと思うのなら
いったんここで冷静になろう。

そして向き合おう。

向き合うのは・・・親ではなく、自分自身だ。

親に反対されたことが
悲しかったにしろ、腹が立ったにしろ
その感情が揺れた原因を
私たちはしっかりと掘り下げるべきなのだ。

なぜなら、そこには自分が夢を叶える上で
解決しなければならないと感じている

いくつかの要素が眠っているからだ。

考えてみて欲しい。

もし、自分が100%の確信をもって
「この夢は叶う」と思っているのなら
誰の反対を受けようが別に
何の感情も出ないのではないか?

そう、親の反対を通じて
あなたは自分自身の中にある不安を
呼び起こされた
のだ。

ただ、誤解しないで欲しいのは
別に不安があることが悪いと言っているのではない。

そもそも叶うかどうか分からないからこそ
「夢」なわけで。

不安はあって当たり前だ。

問題は、その不安を放置したまま
夢をただ語り続けている状態。

夢を実現させるためには
それを可能にするための「計画」が必要であり
計画のためには乗り越えるべき「課題」や
解決させるための「具体策」が必要になる。

そうした具体的な計画がなく
漠然としたビジョン(夢)だけがあるから
現実味がなく、不安なのだ。

不安は「わからない」ことから生じる

夢への一歩を踏み出す上で
何を不安に感じているのかを探ってみよう。

そのときに参考にするのが親の「反対」だ。

思い出してみて欲しい。
親は反対する時に何と言っていただろうか?

そして、その中であなたが反応したのは
どういった内容だっただろうか?

親の反対は、自分の不安を映す鏡となる。

親の心配していることでも
自分が特に心配していないことだったら
きっとその場で「その場合は〇〇するよ」と
話ができているはずだから。

何に対する不安かが分かったら
今度はそれを掘り下げてみよう。
どうすればその不安は解消されるのかを
考えてみるのだ。

もう少し具体的に言うと

「どんな情報を手に入れれば、不安でなくなるか」

を考えることだ。

不安とは「わからない」ものに対して
抱く感情だ。

これは生存本能ともいえる話にはなるが

たとえば、目の前に道があったとして
数も場所も分からないけど地雷があると聞いたら
その道を進む時に不安を感じないだろうか?
(そんなゲームあった気がするが)

逆に、どこに何個の地雷があるのか
最初から全部分かっている状態だったら?

同じ道でも後者は不安を感じるだろうか?

これと同じ。

夢に挑戦する上で、どんな出来事や問題が
待ち受けているのか分からない状態だから
あなたは不安を感じるのだ。

だとしたら、あなたに必要なのは「情報」だ。

心配 < 信頼 になれば、反対は応援に変わる

とにかく、不安の種を見つけて
それを拭うための情報を得よう。

もちろん、実際に行動していかないと
得られない情報もあるから
できることから1つ1つやっていって
着実に結果をつないでいくのだ。

私も歌を始めたばかりの頃は、
どんな仕事があり、どうやって獲得するのか
分からなかったから

まずは小さくても仕事を得るまでの道筋を
示してくれる人や情報を探していた。

少しでも結果が出始めると
自分はもちろん、周りの見かたも変わる。

夢をただ見ている人なのではなく
ちゃんと考え、行動している人だというのが
目で見て分かるのだ。

それは「信頼」につながる。

どんな大きな夢であっても
応援されている人とそうでない人がいる
1つの違いはこの信頼の量だと思う。

特に、自分のことを自分以上に
考えてくれる親や親友など場合、
信頼の量が心配を下回っているうちは
反対の言葉の方が多くなる。

だからこれを逆転させるのだ。

『 心配 < 信頼 』

応援が欲しいなら
こうした構図を自分が作っていけばいい。

そして、信頼を積み上げるためには
自ら行動し、少しずつ結果を出していくことが
求められるのだ。

これは実体験だけど
17歳で初めて上京してお芝居がやりたいと
打ち明けた時は速攻反対された。

22歳の時もそうだった。

正直このあたりの頃は
夢を口にするばかりで現実的なことは
何もできていなかった。

だけど31歳のとき、歌に挑戦すると決め
33歳で会社を辞めた時には

「けいちゃんの人生だからね」

と言われ、心配しつつも反対はされなかった。

この頃は現実的な計画を立てつつ
軌道に乗るまでの生活基盤についても
しっかり考えた上での挑戦だったので
たぶん、それまでと雰囲気が違ったのだろう。

そして現在。

自営業で浮き沈みももちろん多いが
たまの電話では「がんばってね」と
言われるようになっている。

これを、自分の子供に置き換えてみると
(過去も含めて)まあ、当然の反応だよなぁ
と思う。

今、振り返ってみても
鍵は自分の主体性だったなと感じている。

まとめ

「反対を応援に変える方法」について
書いてみたがいかがだっただろうか?

結論として言いたいのは
結局は自分の問題ということ。

しかし、決して覚悟が足りないといった
感情論で片付けてはいけない。
それは丸腰で闘いに出るようなもの。
絶対に失敗する。

だから、親や誰かの反対を通して
自分が抱えている不安をあぶり出し
不安の素になっている情報不足を解消させる。
現実的な計画を立てるのだ。

ここまで書いておいてなんだけど
どこまで行ったって親の心配が
尽きることはない。

それならば、そこに集中せず
現実的な計画を立てて前に進む方が
よっぽど自分や周りのためになる。

夢を叶えることで幸せになることが
何よりの説得なのだから。

このブログについて

ここまでお読みいただきありがとうございます。

このブログは私、シンガーソングライターしまけいこがお送りする
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“夢も家庭も経済力もすべてほしい”
“歳をとっても母親になった後も
好きなことには挑戦しつづけたい”

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