自分磨きに疲れた私がたどり着いた自然に魅力を出す方法

このブログは、シンガーソングライター
しまけいこの「自分らしい夢の叶え方」を提案するコンテンツです。

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「自分磨き」

子供の頃はまったく興味ないどころか
聞いたことさえないワードだったけど

大学生になり、社会人になると
そこかしこから聞くようになった
このワード。

私はこの言葉が、あまり好きではない。

だって、このワードで検索すれば
やれ素敵な女性だ、ワンランク上だ、
モテる女性はここが違うだとか
いろいろ出てきてモヤッとするから。

別にモテるためにやってるわけじゃないんだけど

・・・でも誰かに認めてはもらいたい。

その「誰か」が誰なのかはよく分かんない・・・

そんな風に自分の承認欲求が暴れる
起爆剤になりやすいので好きではないのだ。

だけど、嫌いとは言えないのは
人生において全く必要ではないとは
言い切れないから。

自信があるかないか
どちらがいいか?と聞かれれば
そりゃ自分に自信を持ちたいとは思うし

自信がある方がなんとなく
色々上手くいくんじゃないかって思えるからだ。

だから今回は
「自分磨きって何したらいいの?」
という疑問を持っている人や

「自分磨き、正直疲れた・・・」
と悩んでる人へ向けて

私が思う本当の意味と
無理することなく
自然に魅力が出せる方法

自分の経験をもとに話してみたいと思う。

目次

「磨く」というより「擦り減らし」てた20代の私

現状に何らかの問題を感じて
自分磨きしよう!と思い立ち
何かを始めた経験がある人は多いと思う。

私自身、20代半ばくらいから
何かと同僚や友人が言い出すから
ご多分に漏れずこの「自分磨き」をしようと
色々なことに時間とお金を使っていた。

けれど、当時感じていた感情は
ほとんどが

・面倒くさい
・擦り減っている感じがする
・なんで頑張ることがデフォルトなわけ?

といったネガティブなものだった。

それなら止めたらいいのに・・・って
思うかもしれないが

根がストイックで負けず嫌いなので
一度始めたものを途中で投げ出すことに
抵抗があり、

なんだかいつも心がソワソワして
疲れている20代後半だった。

しかし、そこまで擦り減りながら
「なにか」を磨いていたにも関わらず

「なにか」が光り輝いていく感じもしない。

自分を取り巻く世界が変わることもない。

その事実が余計に私を悩ませ
だんだん自分そのものが嫌になってきてしまった。

その後、私は30代になり
歌手になるため音楽の世界に飛び込んだ。

歌手は10代の頃からの夢だったので
いつかは挑戦してみたいと思っていたのだが

今思うと、こうした擦り減るばかりの
自分磨きの日々から解放されたいと強く思った
ことも理由の1つだったかもしれない。

そして時は過ぎ
今年私は40歳になったが

最近の自分をみると、
そんな20代の自分よりは
自分に自信を持てているように感じている。

ただ、あの頃のように
「自分を磨こう」と考えるようなことは
ほとんどない。

特になにかを無理して頑張っている感覚もないが
自分の中で何かが積み重なっていく感じはする。

昔の私と今の私。

いったい何が変わったのだろうか。

自分磨きをしても自信がつかない理由

「自分磨き」という言葉を聞いて
あなたはどういうイメージを抱くだろうか?

・新しい趣味を作る?
・資格を取る?
・ダイエットをする?
・ボランティアに参加する?

人によって様々だとは思うが

では、結果として
“どうなれば”「自分が磨かれた」と言える
のだろうか?

擦り減っていた当時の私は
ここをあまり考えていなかった気がする。

実際、自分磨きに疲れている人の多くは
当時の私と同じくこの定義を曖昧にしたまま
ただただ行動してる人が多い。

あなたの周りにもいないだろうか?

スキルも高く、美人でアクティブ。
スケジュール帳は常に予定でいっぱい。
傍から見ると、羨ましい要素満載なのに
なぜか自信のなさそうな人。

このような人は
自分磨きによってなりたい姿が曖昧なので
何をどれだけ頑張っても満たされない。

周りからどんなに褒められていたとしても
本当に自信がないのだ。

自分磨きの本当の意味とは?

自分磨きの方法は人によって様々だけど
「自信をつける」という大目的は
皆、同じだと思う。

だから、まずは行動を起こす前に
「自分を磨く」ということの意味を
正しく理解してほしいと思う。

過去の私の二の舞にならないためにも・・・。

私が思うに
「自分と磨く」とは

自分の中にある魅力を「発掘」して
自分にも他人にも「分かりやすく伝わる」
ように整えること。

だと思う。

ちょっと文が長いので
すぐにピンとこないかもしれないが

ダイヤモンドを想像してみると
分かりやすいと思う。

ダイヤって確かに価値はあるけれど
発掘したてのまま店頭に出しても
たぶんほとんどの人は買わないのでは
ないだろうか?

研磨されてネックレスや指輪に入ることで
はじめて魅力的に見え、「欲しい」と
思われるようになるはず。

人間の魅力も同じ。

例えば、整った顔立ちをしていても
髪はボサボサ、肌も荒れ放題な状態では
さすがに美人と言ってくれる人は少ないだろう。

肌や体型を整え、その人の雰囲気にあった
ファッションを身にまとうから
他の人にも魅力が伝わる。

これは内面的なことにおいても同様だ。

自分自身も含め、
人から「良い」と評価されるためには
適切な素材を選び、どう見せるかを考える
その両方が必要なのだ。

自分磨きの方法は2ステップ

自分磨きの意味を伝えたところで
次は肝心の自分磨きの具体的な方法についてだが
まず最初にやることは頭の整理だ。

「早くなにかやりたい!」と逸る
行動先行タイプの人もいるとは思うが
そこはちょっと我慢してほしい。

自分磨きは次の2つの工程を通る。

①原石をみつける
(魅力となりうる素材の発掘)


②原石を磨く
(伝わりやすい見せ方を考え、実行する)

自分磨きというと、常にアクティブに
行動しているイメージがあるが
本当に自信をつけるための自分磨きは
殆どが自分について考える作業になる。

多少回りくどく感じるかもしれないが
やみくもに手を出して
「私・・・何がしたいんだろう?」って
悩まないためにも大切なことだと思う。

原石のさがし方

何はともあれ、最初は素材集め。

まずは、深く考えず
次のようなものを大小関係なく
挙げてみてほしい。

・得意なこと
・ずっと続けていること
・人より知識が多いもの
・仕事で評価されていること
・持ってる資格やスキル
・趣味
・出身や生い立ちに関すること
・価値観

とにかく自分の感覚でいい。
キノコ狩りにでも来たつもりでやるといい。
(毒キノコでも自分が気に入ればOK)

魅力といっても、まだ原石の状態だから
必ずしも分かりやすいものとは限らない
ということを念頭に置いておいてほしい。

後で話すが、魅力になりうるものは
そこに在るだけで魅力的に感じることはなくて
モノの解釈とか見せる時の状況の作り方などで
伝わり方が変わるものだから。

この作業をする時に
注意してほしいことが2つある。

1つは
「こんなの誰でもできるでしょ」と
勝手に除外しないこと。

これ、超NGワード。

魅力というものは
いくつかの要素を掛け合わせて
生まれることもある。

例えば、スキル1つ1つは平凡だけど
それが全部できる人は意外といない。
・・・みたいなこともよくあるから。

2つめは
ポジティブなことだけをあげないこと。

魅力というと
「良いこと」ばかりをイメージしがちだが
一見ネガティブなことの中にも潜んでいるもの。

例えば、生い立ちの中で
「小さい頃は人見知りで友達が少なかった」
ということがあったとする。

一見、魅力には見えないかもしれないが

視点を変えると
「人とじっくり付き合えるタイプ」
ということかもしれない。

それは見る人によっては
長所に感じられることではないだろうか。

だから、いきなり捨てる判断はせずに
どんどん書き出していって欲しい。

「私には魅力なんかない」と感じたあなたへ

こういった作業をする時
こう思ってしまう人がいるだろう。

(私は美人でもないし、得意なものもないし、
本当に魅力と思えるところが
1つも思い当たらない・・・)

その気持ちは、とてもよく理解できる。

かくいう私も一見、自信がありそうで
意外となかったから。

昔は引っ込み思案だったし
体重も60kg近くあったし
勉強のことくらいしか話題がなくて
妙にプライドが高かったし。

また、普段は自信があっても
ネガティブな気分になっている時に
こう考えてしまうこともあると思う。

ただ、このように考える人は
「魅力」のハードルが高い可能性もある。

・一番じゃないとダメ。
・プロみたいなレベルじゃないし。
・美人なんて上を見たらいくらでもいる。

みたいに。

魅力=誰よりも得意なこと
魅力=人から羨ましがられるもの

のような構図を自分の中で
作ってしまっているかもしれない。

でもよく考えてみてほしい。

それは考え方として偏っていないだろうか?

魅力とは「優れていること」ではなく
「違い」から生まれるものだ。

どんなに綺麗な丸より、色が違ってる方が目立つでしょ?

もちろん、人より優れているスキルは
あなたの魅力の1つにはなりうるが
それだけではないということ。

ここに囚われていると
人は自分の魅力の大半に気づけないまま
終わってしまう。

もし、こういった考えがあるなと思ったら
意識的に手放してほしい。

・・・とは言っても。
どうしても見つからない!という人。

そんなあなたは
こういう考えであげてみるのは
どうだろうか?

・やってて楽しいこと
・つい毎日チェックしてしまうこと
・好きな食べ物
・好きな色
・好きなファッション
・好きなアーティスト
・好きな映画ジャンル
・その他、長年ファンでいるもの

得意なものがなかったとしても
「好き」なら、きっとあるはず。

世の中には好きが高じて
それを語ることが仕事になったり
それを通じて誰かと友達になることは
いくらでもある。

あなた自身は「大したことない」と思うことが
他人にとっては魅力に映る。

これを見つけることが
本当の自分磨きにつながるのだ。

もう一度言うけど
上手いか下手か、じゃなくて
「好きかどうか」である。

人と話すことで見つかる魅力もある

原石を探す作業は
できれば自分一人でやるのではなく
身近な人にも協力してもらうといい。

「ジョハリの窓」というのをご存じだろうか?

自分が見えてるのはほんの一部分

簡単に言うと上図のように
人には4つの側面があり
自分で認識できるのは
左上の「開放の窓」のみ
という話。

最終的に人に自分の魅力が
伝わるようにしたいのだから

他人から見えているあなたの姿を
今のうちから知っておいて損はない。

意外に思う人もいるかもしれないが
才能があることほど、人から言われないと
気づけないことも多い。

才能とは、本人にとっては当たり前すぎることだから。

自分が気づいていないだけで
周りからは「なんで、そんなことが
簡単にできるんだろ?」と思われていることも
割とあるかもしれない。

またこの窓。
各窓の大きさは人によって違う。

普段から人との交流が多い人
人前に立って自分の考えを発表したり
議論したりなど多い人は
比較的「開放の窓」が大きい。

開放の窓が大きい人は
そもそも自分の魅力が全然わからないと
悩んでいる人は少ないはず。

逆に、未知の窓が大きい人は
「誰からもわかってもらえない」と
思っている可能性が高いから
今から開拓していく必要がある。

そのためにも身近な人に
自分のことを聞いたり、話したりして
盲点の窓・秘密の窓を小さくしていくといい。

その分、開放の窓が大きくなっていくから。

人に自分のことを聞くのは少し勇気がいるけれど
身近な信頼できる人からぜひ頑張ってみて欲しい。

磨く順番こそが個性になる

原石がそこそこ出揃ってきたら
次は原石を磨く作業だ。

磨く作業はいたってシンプル。

よくある自分磨きのイメージと同じように
習ったり、追求したり、より意識するなど
それに合わせたアクションを取っていけばいい。

ただ、その前に。
やって欲しいことがある。

それは磨くべき原石を「選ぶ」作業だ。

ここまでで大量にあげた原石たち。
これを、自分が「大事にしたい」と感じた順に並べかえてみよう。

あなたの魅力が最大限発揮されるかは
この順位を守れるかどうかにかかっている。

大体の場合、上位にあるものは
あなたの人生にとって重要なもののはず。

それがスキルであっても
性格や好みのようなものであっても。

どうせ時間や意識を費やすなら
こうしたものに絞る方がよいだろう。

単にみんなやっているからという理由で
ヨガやエステに行く必要もないし、
作りたくもない人脈を作る必要もない。

もちろん、あくまで1つの考えだから
絶対にそうしろとは言わないけど

しかし、あなた自身が「大切」と思う
モノ・コトに集中していくことは
あなたの人生にとって重要だと思う。

その方が同じ価値観を持っている人とも
出逢いやすいし、

その順番こそがあなたの個性になっていく。

最初の方で
「自分磨き」とは

自分の中にある魅力を「発掘」して
自分にも他人にも「分かりやすく伝わる」
ように整えること。

と定義したが

信念をもって行動し
毎日を楽しそうに生きている姿は
誰にとっても魅力的に映る。

例えば、英会話を始めるにしても

単に自分磨きしよう!思って
手当たり次第で始めてしまうのと

「私は、人が好きだ。
色んな国の人と話ができて
異文化を取り入れるのが私の楽しみ」
と分かった上で習うのとでは

同じことを始めるにしても
どちらが最終的に魅力的な人に映るだろうか。

そして、どちらの方が
より本人の欲しい出逢いを引き寄せることが
できるだろうか。

SNSアピールは不快?

自分磨きというキーワードで
出てくる記事でよく見かける

「SNSアピールは不快に思われるから注意」

というもの。

これについては個人的には
「気にするな。どんどんやれ」と言いたい。

まあ、確かに
ただただ褒められたい承認欲求全開な
投稿はどうかとは思うが

基本的に、頑張っている人、
それに夢中になっている人の投稿は
明るくて良いものだと個人的には感じてる。

私のタイムラインにも
そういう投稿はよく出てくるが
実際見ていてこちらも元気になれるし
自分もがんばろう!って刺激になることも多い。

もし、それを見て
不快になる人がいるのだとしたら
それは相手の問題
だと思う。

頑張りたいけど怖くて逃げている
その人の焦りだったり、嫉妬だったりが
暴走してるだけ。

その人の問題は、その人が解決するものであり
私たちが気にする必要はない。

放っておけばいい。

思い出してみてほしい。

これまでに
本当にあなたを好きでいれくれた人、
口先ではなく本気で応援してくれていた人の中で

「こういう投稿、
不快に思われるからやめた方がいいよ」

なんて言ってきた人はいたか?

自分が取り組んでいること、
上手くいったこと、
褒められて嬉しかったこと、

どんどん発信していこう。

ちゃんと見てくれている人は必ずいる。

まとめ:他者評価の前に、まず自分の気持ち

結構長かったけど
自分磨きの本当の意味と方法について
私の意見を書いてみたが、どうだっただろうか。

ここまで読んでいただいて
こういう疑問を持った人もいるかもしれない。

かなり自分の好みや考えに偏ったやり方に見えるんだけど、
これで本当にいいの?

自分は良いと思っていても、他人から分かってもらえなかったら
意味がないのでは?

大丈夫、それでいい。

そして意味はある。

自分磨きというと
ついつい他人から見た評価に
振り回されがちだけど

自信だってなんだって
結局は自分が「毎日楽しい!」と
思えるようにしたいから欲しいはず。

だから他者評価の前に
まずは自己評価が大切なのだ。

自分がまず「良い」と思う。
それを人にも「良い」と分かるようにする。

他者に伝えていく過程は簡単ではない。

どんなに工夫しても
分かってもらえない時もある。

だからこそ、自分だけは「良い」と思えることを
優先していくことが大切だと思う。

仮に他者から受け入れてもらえたとして
それが自分を偽った姿だとしたら
どうだろうか?

自分磨きの末に
そういったギャップに苦しまないためにも

この記事を読んでくれた人には
自分を楽しみながら、磨いていって
もらいたいと思う。

いつだって、自分を一番理解し、
一番大切にしてやれるのは、自分自身だ。

このブログについて

ここまでお読みいただきありがとうございます。

このブログは私、シンガーソングライターしまけいこがお送りする
「自分らしい夢の叶え方」を提案するコンテンツです。

(筆者プロフィールはこちら

“夢も家庭も経済力もすべてほしい”
“歳をとっても母親になった後も
好きなことには挑戦しつづけたい”

そんな理想に向かって1つ1つ積み上げてきた経験から得た
人生を思い通りに動かすための考え方・テクニックを紹介しています。

あなたの夢を叶えたり、充実した毎日を手に入れるためのヒントが見つかれば幸いです。

よろしくお願いします。

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