好きなことを嫌いになる人がやりがちな４つの行動と対策①：マインド編

こんにちは。しまけいこです。

最近、電車広告や本屋などで
「好きなことで生きていく」という言葉を
よく見かけるようになりました。

物質的に満たされた現代ならではというか
好きなことしたい、人生もっと楽しくしたい！
という願望を持つ人が沢山いるのでしょう。

私もその一人です。

私は、大学卒業から10年近く
普通に正社員として仕事をしていたので
そこそこ経済的な安定もしていましたが

小さい頃から憧れていた芸能の仕事を
一度も挑戦せずに後悔するのは嫌だ！と
31歳の時、婚約破棄をきっかけに（笑）
脱サラしてシンガーの道を歩み始めました。

だから
「好きなことをして生きていきたい」
という気持ちはすごく共感しています。

現在、私はボイストレーナーでもあり
歌を本気で仕事やライフワークにしようと
頑張る生徒さんを見ていますが

同じ想いを持っている人は多いと思います。

燃え尽きそうになる人の共通点

ところがそうして大好きなことに
取り組んでいたはずの人が
急にこんなことを口にする時があります。

「●●が好きか分からなくなった」
「自分は●●に向いてないのでは？」

こんな風に好きなことで生きようとした人が
悩み、燃え尽きそうになる場面を
意外と多く見かけるのですが

これにはあるマインドセット（考え方）が
大きく影響していると私は考えています。

それはどんなことか？

こういう傾向に陥る人達は
総じて真面目な性格をしています。

好きなことに真摯すぎて
一途にそれだけをやっているのです。

それが結果的に
その人を追い詰めてしまい
情熱までも削ぐことになってしまう時があります。

あなたは、いかがでしょうか？

やるからには本気でやりたい。
　↓
できる限りの時間とお金を投資しよう。
　↓
（なかなか上手くできない・・・）
（やればやるほど、奥が深くなる）
（まだまだ納得できない・・・）etc
　↓
もっと、もっと頑張らないと！
　↓
他のことで時間を潰している場合じゃない！
怠けちゃだめだ！！
　：

こんな思考パターンになって悩んでいたりはしないでしょうか？

人生は、その「好きなもの」が全てではない

もしこの傾向にある方がいたら
考えてみて下さい。

あなたの人生はその好きなことだけが
全てなんでしょうか？

好きになったら、
それだけを見つめ続けなくては
ダメなのでしょうか？

それを手放したら
あなたはあなたでなくなって
しまうのでしょうか？

答えはNoですね。

意外によくあることなのですが
最初はただ好きでやっていたのに

いつの間にか、
「好きなこと」がその人の
アイデンティティと同化してしまう
ということがあります。

他のことにも挑戦してみたいのに

少し疲れたから今やってることからは
数年離れてみたいのに

なぜかできない。

しかし、どんなに好きなものだって、
ずーーーーっと見ていたら飽きます。
他の世界を見てみたくなって当然です。

なのに

「それしかやってはいけない」
「他に目をくれる暇があるのなら、
　もっと頑張らなきゃ」

と自分を縛ってしまったら

だんだん好きだったことも
苦しく、嫌なものになってしまいます。

思い込みを手放せば、可能性が拓ける

「それしかやってはいけない」

これは思い込みです。

人間（恋人）じゃないのですから
他の物事に気持ちが移ったって
誰も咎めません。

そもそも好きなことをやりたいと思ったのは
そんな風に苦しい思いをするためでは
なかったはずです。

だからもし、あなたが１ミリでも
この考えを持っていると感じたならば
まずはそれを手放すことから始めましょう。

そうすれば、
あなたは好きなものを嫌いになることなく
さらに新しい好きなものと出会える可能性を
得ることができるはずです。

好きなものが嫌いになりそうで悩んでいるあなたへ

ここから数回に渡って
「好きなことを嫌いになる人が
　やりがちな４つの行動と対策」
というテーマでお送りしたいと思います。

あなたの状況に合った原因が見つかれば幸いです。

次回は２つめの行動と対策です。
それでは次回！

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